友人との再会

Starbucks
Starbucks / Melissa Gray

今日は久しぶりに昔一緒に働いていた方とお会いすることが出来た。彼女とは数ヶ月だったが一緒に働いていたことがあり、カナダから一時帰国しているとのことで急遽時間を作ってもらい、話しをさせてもらうことが出来た。

今日感じた事としては、結構久しぶりに話をした割にはとても楽しい会話になったし、お互いにとっても大変有意義な時間にすることが出来たと思う。彼女が知らない事をお互いに共有することが出来たし、僕自身も世界レベルで活躍している彼女の話には大いに刺激を受けるばかりだった。

特に、今も海外で勉強に励む中、将来は教育に関する諸問題をグローバルなレベルで解決していきたいという話はすごいなーと思った。こういう話をしていてよくあるのが本とかを読んで、人に聞いて、それが刺激になって、単純に「いいなー」と思うだけの人。実は僕自身も結構このタイプに当てはまる場合が多いのだけれど、彼女の良い所は目標を実際に実現出来るところ。そしてこれまでもそうやって生きてきたところにある。話の内容から今回の内容についてもこれまでと同様真剣に考えていることがとても良く伝わった。

だから、僕が持つ少ない知識からでも何とか役に立ちそうなアイデアはないかなーと、一緒にプランを考えてみた。適当に、いろんな方向から、沢山のアイデアを出しあう。こういうのってすごく好きだったりする。なぜかというと、自分が気づいてなかったことだったり、新しい視点だったり、そういうものをいっぱい貰えるから。結局、彼女も新しいアイデアを思いついたようだったのでとても嬉しかったな。

てか、こんな風にお互いがお互いを必要として、お互いがお互いを高めあえる関係こそが、僕にとって一番理想とする付き合い方だと思っている。それは仕事でも当てはまるし、私生活においても同様だと思う。目標に向かって頑張る人、努力して優れた力を身につけようとする人、誰かのために必死に行動できる人、そんな人を僕は素敵だと感じる。

彼女はこれからも、例え何処にいたとしても頑張り続けることだろう。

いつかまた、一緒に働くことがあるかもしれないけれど、その時にはもっと沢山のバリューを僕から提供できるようになりたい。お互いにとってそれは間違いなく有意義な事だから。

Rest in Peace, Steve Jobs.

Rest in Peace, Steve Jobs...

今日Appleのスティージョブズ氏が亡くなった。お昼休みに知った僕は、なぜかは分からなかったけれど、悲しくて堪らなかった。
家族でも知り合いでもない、外国の、一企業の経営者の方が亡くなっただけなのに。

恥ずかしい話だけれど、僕はスティージョブズ氏を心から尊敬していた。恐れながらもジョブズ氏を目標として、自分の中で(勝手に)励みとしていた。だからかもしれないが、今日訃報を知った時はまるで自分の家族を失ったかのように、悲しい気持ちでいっばいになった。

彼は自分で設定した如何なる困難をも乗り越えてきた人だ。
Appleを創業し、市場を席巻するプロダクトを発表し続けることで、世界の人々を驚かせた。

President Barack Obama

Michelle and I are saddened to learn of the passing of Steve Jobs. Steve was among the greatest of American innovators - brave enough to think differently, bold enough to believe he could change the world, and talented enough to do it.

Steve Wozniak

People sometimes have goals in life," "Steve Jobs exceeded every goal he ever set for himself."

Mark Zuckerberg

Steve, thank you for being a mentor and a friend. Thanks for showing that what you build can change the world. I will miss you.

今日という日にジョブズ氏は生命の大切さを教えてくれた。
毎日を無駄に過ごすのではなく、一日も早く自分の夢を達成するためだけに生きるべきなのだと。
自分に正直に、そしてやりたいことをやるために、これからも努力を積み重ねていく。

ジョブズ氏もたぶん同じように、やりたいことだけを突きつめていったと思うから。

Rest in Peace

人間はちっぽけな存在だ。
自分を強く見せようとして、背伸びしては傷つき、
その傷口を自分自身で広げてしまう、
愚かで、弱い生き物だ。
だからこそ人間は夢を見るのかもしれない。
夢の実現には困難を伴い、時として夢は人を苦しめる。
それでも僕は、未来を切り開くことが出来るのは、
夢に情熱を注ぐ人間の力だと信じている。
しかし、志を忘れた時、栄光はすぐに終わりへ向かうだろう。
でも僕は、なぜ、明日の太陽を見ないのだろう。
いや、明日もまた、僕は太陽を見続ける。
世界のどこで、何をしていたとしても。
なぜなら、僕には夢があるからだ。


華麗なる一族 / 木村拓哉

理不尽なこと

カラフルスカイ - colorful skyカラフルスカイ - colorful sky / kinumi.
自分では絶対におかしいと思っていても、それが正しいとされてしまうのが理不尽さであり、どうやってもそれを避けられない時があります。そういう時に「それは間違っている」と主張することに何の意味があるのかと問われれば、それは単純に自己満足なのかもしれないと思うのです。

つまり「相手にとって」が中心になって話が展開すると、どうしても自分の考え方との間には違いが生まれます。そして、それに対して「間違っている」とすることは「自分にとって」を押し付けている事に他ならないのではないか?ということです。

まずは相手にとっての意見も認めるべきで、自分にとっての意見だけを通そうとするのはおかしいんじゃないかと、こう考えるからこそ僕はそれが(お互いにとって)自己満足に過ぎないんじゃないかなーと思ってます。でも、何かしらの方法を元に、世の中の理不尽さというものをもっとうまく乗り越えていかなきゃならないとも思います。この辺は今後生きて行く中でも絶対に必要なスキル。

ちなみに、なんでこんな事を書いたかというと、この前少し理不尽な経験をしました。全然具体的じゃないけれどそれに対して若干考えていたので、その疑問に対して少し考えてみたことをまとめてみたのが今回のエントリーになりました。

最後に、クレヨンしんちゃんの野原ひろし(お父さん)はこんな素敵な事を言っています。

「許すことは強さだ」と。

相手の理不尽さを許せる、そんな強さを一日も早く身に付けたい。きっとこのエントリーに対する答えは、上の一文に表せるのでしょう。

最近読んだ本たち

結構久しぶりの更新。最近も本だけは沢山読んでいたので、まとめも兼ねて最近読んだ本をリスト形式でレビューしてみます。興味がある本があればリンクからアマゾンをご覧になれます。

あと、これまでの記事をお読みいただければ分かる通り、オススメできる本ばかり記事にするので、それぞれのオススメ度合いが分かりにくい状態になっていました。そのため、今回の記事から書籍一冊ごとに点数を付けていくことにしました。10点満点中何点〜という形で明記しています。

ビジネス

僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史
講談社
売り上げランキング: 102
瀧本哲史さんの「僕は君たちに武器を配りたい」
今年一番良かった本。昨日読み終わったばかりだけど、刺激に満ちあふれた素晴らしい一冊。同時出版された武器としての決断思考 (星海社新書)も良さそうだけど、なんとなく同じような内容だと感じたので、取りあえず本書のみ購入しました。対象読者としては就職活動中の大学生、新卒や20代の方だと大いに刺激を受けるのではないかと思います。10点。

アトゥールガワンデさんの「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?」
これも素晴らしかった。チェックリストを使うことは恥ずかしい?僕もそう思っていたけれど、チェックリストを使うことにより得られる利益は、その恥ずかしさや導入の手間を遥かに凌駕することを、本書は実際の事例(医療、投資、航空)を元に解説。巻末の「チェックリスト作成のためのチェックリスト」が付いていることも抜け目がない印象。絶対に買いの一冊。10点。

英語

「銅メダル英語」をめざせ! 発想を変えれば今すぐ話せる (光文社新書)
林 則行
光文社 (2011-09-16)
売り上げランキング: 2116
林則行さんの「銅メダル英語」をめざせ!」
英語ができない人向けの、英語学習方法のイノベーション的な考え方の導入書。「単語でしゃべる」ことに始まり、「何をやらないか」という点に特化した勉強法を提案。この本を読めば英語学習において何を優先的にやるべきかが分かる。8点。

成毛眞さんの「日本人の9割に英語はいらない」
タイトルの「日本人の9割に英語はいらない」、これは正しい。けれど、本書が主張する内容はこう言い換えることも出来る。「日本人の一割は英語が必要である」と。そして、この本は両方の人々を対象にした本です。そこに僕は期待値以上の価値を見出すことが出来ました。

まず、英語を必要とする人の割合を「一割」としたことには根拠があり、それは本書内に明確に記載があるのでここでは割愛するけれど、要は「外資系企業に勤務する人、その他職業(ホテル業など)において英語を使用する必要がある人、海外に滞在する人」たちを指していて、それらの人が総人口に占める割合が一割となるために、ここでは9割の日本人には英語がいらないとしていました。英語を必要としている人こそ読むべき一冊。ちなみに、成毛さんのファンであれば読んで損は無いと思います。なぜなら、過去の本と比べても毎回新しい要素は必ず含まれているし、本書もその例外ではなかったから。7点。


人生論

ジェフ・ヘンダーソンさんの「人生を料理した男」
料理人、美容師、コンサル。これらに共通する要素はプロフェッショナル業であること。ジュニアとして入社すればドキュメント作り、シャンプー、皿洗いなど初歩の雑用から始まり、実力がなければ高みには登れない。本書は麻薬のディーラーだった男が逮捕・投獄されたことで人生観に変化が生まれ、プロの料理人になっていくまでのお話しです。ゼロからのスタートで経験する困難、人種差別など、数多くの転職経験と並行して様々な内容を主人公は経験していきます。グローバルに活躍したい人にとって、自分のビジネスに本書の内容を重ねて感情移入出来るポイントは数多くあります。最初の三分の一程度はディーラー時代のお話しなので、そこを飛ばして投獄されたところから読むのがオススメ。9点。

インターネット

なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?
瀧口範子
プレジデント社
売り上げランキング: 376852
瀧口範子さんの「なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?」
タイトルに惹かれて購入。だが、内容は日記みたいなもので、シリコンバレーにおけるしきたり?とか、考え方について書かれている。タイトルにある「なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?」という点についても本書にはちゃんと答えが書いてあります。時間があれば読んでみる程度の本。5点。

本田雅一さんのiCloudクラウドメディアの夜明け」
AppleiCloudについて書かれた本だと思うかもしれないけれど、実はそうではなくて、本書の旨みはソニーについての記述部分にあります。「あちら側」と「こちら側」という言葉を掲げ、ユーザーの立場に立ったサービスについてAppleSONYのこれまで/これからを検証した一冊。新書だけど意外と奥が深い一冊でした。さくっと読めて、腹落ち感も得られる良質な内容です。7点。

成功

天才!  成功する人々の法則
マルコム・グラッドウェル
講談社
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天才は冬に生まれる (光文社新書)
中田 力
光文社
売り上げランキング: 380246
マルコム・グラッドウェルさんの「天才! 成功する人々の法則」、そして中田力さんの「天才は冬に生まれる」
この二冊は一緒に読むことを強くオススメします。最初はマルコムグラッドウェルの著書。プロフェッショナルになるまでの一万時間理論は特に有名。それと並行して、天才が生まれた時期には規則性があることを主張。それと全く同じことを中田力さんは天才は冬に生まれる (光文社新書)において解説。二つの本の違いは、マルコムグラッドウェルさんは人物の成果からのアプローチ、中田力さんは脳科学からのアプローチで同じ主張を展開してます。共に納得できる内容で、二冊一緒に読むことをオススメ。10点+10点=20点。

もし何かオススメ本がありましたらぜひ教えてください。コメントか、Twitterでお話ししましょう。

生き方

最近人生とは何かということについてよく考える。がむしゃらに勉強して自分の将来の目標をゲットするとか、もしくはその対極となるような毎日生きていくために必要な分だけ働き、毎日の余暇を噛み締める生活ももちろんあるだろう。それぞれに良さがあり、それぞれに悪さもある。どちらの選択肢を好むかについては、人それぞれであり、その人の選好に左右されるものと思う。では、僕個人の場合はどうしたいのか、ないしはどちらの人生を選びどのような人物になりたいのか、どのような生き方を望んでいるのか。これについて迷いがある。

「Shing0は危機意識が人一倍強いよね」

これは最近友人に言われた言葉である。その人はおそらく僕のことを最もよく分かっている人間の内の一人であるけれど、この言葉には正直驚いた。なぜなら、言われて初めてそのことに気づいた自分がいたからだ。友達の言うとおり、僕は危機意識が人一倍強い。問題意識を感じれば、それに対するあらゆる対処法を考慮しながら、正解を探していく。(何が正解なのかはここでは面倒なので省いてしまうけれど。。)おそらく、彼が言いたかったことはその感度が一般的な人よりも強いのでは?ということであり、僕自身もそのとおりだと思っている。


生き方については、おそらく答えは出ない。知っている人がいれば、良いアドバイスがあれば、是非教えて欲しい。上にも書いたけれど、これからの試行錯誤を通じてでしかその高みにはたどり着けないと思う。本を読めば、多くの偉人の生き方について学ぶことが出来、その中には失敗もあれば、成功もある。僕もまた過去の多くの偉人と同じように、それらの紆余曲折を経てやっと自分の理想をつかめるはずであり、だからこそ「本を読む」という手段は所詮補助に過ぎず、生き方を生成するための具体的な手段には成り得ないはず。今年は今の時点で大体350冊くらいは読んだけれど、その過程で多くの知識を得た反面考え方にバイアスがかかっているのかもしれない。だからこそ、生き方に迷いができたとも考えられる。

答えが出ない問題に関しては、取り敢えず何でもいいから取り敢えずやってみることが正しい取り組みであると僕は信じている。生き方について考えながら今回はエントリーを書いたけれど、気持ちを文章化することがこれほどまでに難しいとは思わなかった。特に、このトピックについては。

とりあえず、いつもとは違うこと・新しいことをやってみて、再度生き方を探し始めるところから僕はスタートする。