生き方

最近人生とは何かということについてよく考える。がむしゃらに勉強して自分の将来の目標をゲットするとか、もしくはその対極となるような毎日生きていくために必要な分だけ働き、毎日の余暇を噛み締める生活ももちろんあるだろう。それぞれに良さがあり、それぞれに悪さもある。どちらの選択肢を好むかについては、人それぞれであり、その人の選好に左右されるものと思う。では、僕個人の場合はどうしたいのか、ないしはどちらの人生を選びどのような人物になりたいのか、どのような生き方を望んでいるのか。これについて迷いがある。

「Shing0は危機意識が人一倍強いよね」

これは最近友人に言われた言葉である。その人はおそらく僕のことを最もよく分かっている人間の内の一人であるけれど、この言葉には正直驚いた。なぜなら、言われて初めてそのことに気づいた自分がいたからだ。友達の言うとおり、僕は危機意識が人一倍強い。問題意識を感じれば、それに対するあらゆる対処法を考慮しながら、正解を探していく。(何が正解なのかはここでは面倒なので省いてしまうけれど。。)おそらく、彼が言いたかったことはその感度が一般的な人よりも強いのでは?ということであり、僕自身もそのとおりだと思っている。


生き方については、おそらく答えは出ない。知っている人がいれば、良いアドバイスがあれば、是非教えて欲しい。上にも書いたけれど、これからの試行錯誤を通じてでしかその高みにはたどり着けないと思う。本を読めば、多くの偉人の生き方について学ぶことが出来、その中には失敗もあれば、成功もある。僕もまた過去の多くの偉人と同じように、それらの紆余曲折を経てやっと自分の理想をつかめるはずであり、だからこそ「本を読む」という手段は所詮補助に過ぎず、生き方を生成するための具体的な手段には成り得ないはず。今年は今の時点で大体350冊くらいは読んだけれど、その過程で多くの知識を得た反面考え方にバイアスがかかっているのかもしれない。だからこそ、生き方に迷いができたとも考えられる。

答えが出ない問題に関しては、取り敢えず何でもいいから取り敢えずやってみることが正しい取り組みであると僕は信じている。生き方について考えながら今回はエントリーを書いたけれど、気持ちを文章化することがこれほどまでに難しいとは思わなかった。特に、このトピックについては。

とりあえず、いつもとは違うこと・新しいことをやってみて、再度生き方を探し始めるところから僕はスタートする。