アイデアを形にして伝える技術 【書評:ビジネス書】


最近の書店の売上ランキングではロジカルシンキング・ライティング系の本が目立つ。新生活がはじまり、論理的かつ効率的に「成果を出す」ことを求められるようになったのかと思ったりしているところ。

四月ということもあってか特にこの本は良く売れているみたい。

入門 考える技術・書く技術
山崎 康司
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 505


成果=アウトプットと定義すると、アウトプットこそが最も重要であると言える。なぜなら自分の成果つまりアウトプットによって、自身の存在や成績を認めてもらうことに繋がるからである。だからこそ、高品質なアウトプットのための知的生産の技術はとても重要になってくる。

如何に効率的に高品質なアウトプットを生み出すか、つまりはこれに尽きるのだけれど、そのための方法はどうすればいいのか。

この本にはそのすべてがつまってます。

上で取り上げた入門編の書籍と一緒に読むことで、効率的なアウトプットの手法を学ぶことが出来ます。特に本書は最近出た書籍の中においても論理的思考及びインプット&アウトプット手法の両面において最高の出来。

立花隆さんの「知のソフトウェア」を読んだ方は必見。

アイデアを形にして伝える技術 (講談社現代新書)

入門 考える技術・書く技術