渋滞のでき方
ところで、、
なぜ、信号もない高速道路で渋滞は起きるとおもいますか?
普通に考えたら、確かに高速道路で渋滞が出来るのはおかしいです。
車が停止する場所もないし、信号もほとんどないから。
だけど、現実には実際に渋滞そのものがいつも起こっています。
けれど、自分も含めて多くの人は「なぜ?」って部分は考えもしなかったんではないでしょうか。
そこが一番重要なポイントで、だからこそ、この下記の内容は素晴らしいんだと思います。
ロジックにも納得。
ujaraさんのblogから引用させて頂きました。
マーケティングのお仕事をされている方のブログみたいですね。
ところで、
渋滞のでき方って知ってますか?例えば高速道路で信号がないところで、車が渋滞するのはなぜでしょう。
今ではETCもあるから、
完全に車が止まる、ということは理論上、考えにくい。
でも高速に乗ったらすぐ止まる。
なぜ?それは、
「後ろの車は前の車の移動量に依存している。」
からだと、説明できます。
そしてその影響は後ろに蓄積されていく。のです。つまり、
前の車が速度を落として移動量を一定に保たなかった場合、
後ろの車の移動量の最大値は前の車が落とした分差し引かれる。
この事象が連続するいくつかの対象間で発生した場合、
後ろの車になればなるほどその影響を受けるのである。
以前あるTV番組で、
車を円形に数台並べて走らせるという実験をやっていた。
Aチームはプロのレーサーだけで、
Bチームには初心者の運転手を混ぜて、
走らせた。するともうお察しの通り、
渋滞は後者でしか起きなかったのだ。つまり、対象者が全員一定の速度で移動量を捻出することができれば、
そこに詰まりができることはない。
しかし、様々な人間が関わっている場合、すべてが一定のものなど存在し得ない。とても面白い実験だと思って、今でもずっと覚えています。
いや、何度読んでもすごいです。
こんなことに気づく人がいるんですね。