冷静と情熱のあいだ

この作品の主人公、阿形順正とぼくはとてもよく似ている。

考え方とか、それ以外にもほぼ全てが似てる。

まるで自分のことのように思える小説で、だからこそとても大切で、大好きな一冊。

前述のとおり、この作品はとても素晴らしいです。

ほんとに、悪いところなんかまったくない最高の作品。

二つそろって初めて一つの作品になる。

冷静と情熱のあいだ。

私は、初めの一日でまずはBluを、

そして次の日にすぐrossoを読みました。

男性ならこの順序で辻仁成さんの方から、

女性なら逆に江國香織さんの方から読んだほうがいいかもしれませんね。

きっと気持ちも分かりやすくなるし、

物事を自分と同姓の視点から俯瞰することで理解も深まるものと思います。

そして、一日一冊と決めて読むことで、本の内容を頭の中でまとめ、もう一冊の内容を理解する手助けにもなる

自分はそう思って二日にわけて読んでみました。