本心

嵐の櫻井翔さん主演のドラマ「ザ・クイズショウ」。今日はたまたま時間があり、その第四話「カリスマ占い師!!運命変えた母の日の贈り物」を見ていた。インチキな占い師は、自分の孤独をインチキによりひた隠し、強がっていた。そこを櫻井翔さんがクイズ番組内で解きほぐしていく。その光景は単なるクソドラマかと思いきや、考えさせられる部分もあった。

人は誰でも悩みがある。そこに焦点をあてて一つの作品にしたクイズショウは「出演者の」過去について質問をしていくことで言わば強制的に自己分析をさせ、本音を引き出していた。出演者からすれば拷問に近い内容かもしれないが、それを見ていて感じたことは「人間の本心」の部分を「さらけ出す」ことがいかに重要かということです。

相手は誰に対してでもいい。

誰か一人でも、話が出来る人があなたにいるなら、それだけで幸せだと思います。

この作品のインチキ占い師にはその一人さえいなかった。


では、このドラマを見て「僕」自身は本音で普段から自分をさらけ出しているのだろうか?と考えさせられた。その答えは正直よくわからない。自分のことをしってもらうために多くの人と関わり、毎日自分を高めるために、自分の成長のために、頑張っている自分。でもこれって本質なのか?というかここでいう本質の定義ってなんだ?と考える自分。


もし、このブログを読んでいる誰かのうち少しでも無理をしている人がいたとしたら、少しだけ踏みとどまって自分自身について考えてみるのも、たまにはいいかもしれませんね。「考え続けること」これって結構難しい。だからこそ、これが出来るひとは他の人よりも少しだけ抜きん出ることが出来ると僕は思う。

だからこそ、考え続けること、つまり思考停止状態にならないよう常に自分にはなにが出来るのか、自分ってなんなのか、そう想いを馳せることが出来たなら、きっとみんな今よりもさらに自分の求める本質に近づくことが出来るんじゃないだろうか。

このドラマをみて(内容自体はとてもくだらなかったけど)、僕はこう考えました。

明日の自分が、今日の自分よりもっと良くなっていたら嬉しいな。