東大生の論理 「理性」をめぐる教室 【書評:ビジネス書】

東大生の論理― 「理性」をめぐる教室東大生の論理― 「理性」をめぐる教室
高橋 昌一郎

筑摩書房
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ある三人がいたとする。名前は麻里子と慶子、そして裕也。

女性二人、男性一人。

前提条件として、今現在麻里子と裕也は交際している状態であり、もう一人の登場人物である慶子は麻里子と親友である。


これらの前提条件があるなかで、仮に裕也が慶子の事も好きになったとする。しかしながら、麻里子のことも嫌いではない。その上で裕也が慶子に告白すべきかどうかについて論理的に考察するとすればどのような答えを導くことが可能だろうか。

三人の今後の関係としては何通りの組み合わせが考えられるか?

そして、裕也がとるべき最良のやり方とは?

その答えは本書に書いてあります。

とてもおもしろかった。

ただ、感情の交わる出来事をロジックで説いていくことはとても気持ち悪い。

論理的じゃないからこそ、楽しいこともある。



東大生の論理― 「理性」をめぐる教室